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6月25日(水) 見積下見、物置改造
6月24日(火) 川越遠征
6月23日(火) 事務、ピンコロ並べ
6月22日(日) 見積下見
6月21日(土) 工場植栽管理

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6月25日(水) 見積下見、物置改造 雨

 本降りの雨。9時に大野建設からの依頼で見積下見1件。
 芝張り12平米、ゴールドクレスト剪定1本。

 その後、7、8年前に和風庭園を造らせてもらったお宅へ。エゴの木に虫が入ってしまったという。
 根元に木屑が落ちているのでカミキリムシ(テッポウムシ)だろう。もう穴の中に殺虫剤を噴霧して穴は塞いだということなので、念のために根元にダイシストン粒剤を散布する。
 雨の中、庭を見ながら模様替えの相談。程良く手入れをしてあるが、いくつか不満が出てきた様子で、あれをもう少し後ろへやってこれをそっちに持って行って...としばし話し合う。しかしここのご主人、施工させてもらったときは80歳以上だったので、今は90歳を越しているはずだ。今でも自分で庭の手入れをされるという。本当に庭が好きなのだ。こういう人の庭を造らせてもらったのは、庭師としてもその甲斐があったというものだ。
 帰宅し、物置の改造。5時まで。

   
6月24日(火) 川越遠征 曇り時々雨

 今日は6/13の続きで、川越市へ。朝7時発。どんよりとした曇り空で、今にも降り出しそうだ。ウッドチップ舗装を除いて、他の工程をすべて終わらせる予定であったが、作業を始めて間もなくポツポツと降り出してくる。

 ウッドデッキは床板を張り終えた部分にラティスフェンスを取り付け、だんだんそれらしくなってくる。しかし、雨のせいで床板を切るスライド丸鋸盤が使えない。
 水栓柱の移動も、雨のせいでドロドロになり接着剤も効かず、また次回とする。これが晴れていれば、作業の能率も全然違ってくるのだが。

 ウッドチップ舗装以外の作業をするためにもう1日来ることにし、4時終了。

   
6月23日(月) 事務、ピンコロ並べ 曇り

 午前中はたまった事務仕事。請求書・見積書作成、工事材料手配、日程の調整・連絡等。
 専属の事務員がいればいいのだが、毎日それほどの事務量はないし、かといって現場、営業等他の業務と掛け持ちでは忙しすぎて余裕が無くなってしまう。現場を任せられる人員を採用・育成するのも解決策のひとつであるが、先立つものが心許ない。結局のところ悪循環だというのはわかってはいるのだが。ここ数年来の課題である。
 午後より羽生市の現場へ。

 土曜日に施工した締め固めた砕石の上に、練ったモルタルで2丁掛けのピンコロを並べていく。目地あり、目地なし共に長所短所があるのだが、今回は見栄えを重視して目地なし施工。
 今回使ったピンコロは中国産。国産の方が質が良くサイズも均一なのだが、価格面でとうてい中国産にかなわない。サイズがバラバラなピンコロをうまく収めるのに苦労しつつ、5時過ぎまで作業。帰宅後、ウッドチップ舗装に使う樹脂についてインターネットで調査。各社がいろいろな物を使っているが、これだ!という決定版はないようだ。9時終了。

   
6月22日(日) 見積下見 曇り

 午後5時より見積の下見。マンション1階のお宅の専用庭の芝生について。

 芝生が元気ないということで相談を受け、実際に見てみると確かにその通り。部分的かあるいは全面的に張り替えるかしたいとのこと。
 いろいろ話を聞いてみると、庭の手入れは好きではないようだ。すると、張り替えてもまた同じような状態になってしまう可能性大である。
 芝をよく見てみると、全体的に根はまだ生きているのだが、枯れた芝で目詰まりを起こしている状態。そこで、張り替えではなく本格的な手入れを提案。レイキで枯れ芝を取り除きながら根を切り、雑草を取り除き、短めに刈り込み、化成肥料を散布してやれば元気になるだろう。
 一般的に庭の広場=芝という考えがあるのか、庭を造るときによく考えないで芝を植えてしまうことが多い。しかし、芝は庭の中でいちばん管理の手間がかかるものなのだが。おまけに、管理の手を抜くとすぐに荒れてしまうのだ。
 植木類は年2回、春・秋に手を入れてやれば十分だが、芝は育成期には毎週芝刈りをしてやらないときれいな芝庭は保てない。アメリカ、カナダあたりではそれは常識だが、日本では『芝刈りは年に何回やればいいですかね?』と聞くような人が大半だ。カナダでワーキングホリデーを利用してガーデナーの助手をしていたことがあったが、暖かくなると毎日毎日芝刈りである。だいたいは週に1回、少なくとも2週に1回契約している家に芝刈りに行く。100平米ぐらいの庭で、日本円にして1回1000円ぐらいだったろうか。もう10年以上前のことだ。管理の悪い芝庭を見るとカナダの家庭の美しい庭を思いだし、複雑な思いになる...。

   
6月21日(土) 工場植栽管理、エクステリア・庭工事 晴れ

 19日の社宅に続いて、岩崎電気(株)の植栽管理。今日は工場。
 昨日、剪定箇所を決め作業前の写真を撮っておいたので、作業をする職人と一緒に工場内を歩いてそれを指示をし、後は任せる。
 その後羽生市の現場へ。
 昨日壊した門袖部分は、新たに基礎部分を根切り、鉄筋を組み、枠を作りコンクリを打つ。コンクリを打つと同時にブロックの1段目をコンクリの中に固定してしまう。このやり方の方が基礎とブロックが一体化し強度が出る。

 庭部分は配置のライン引きが終わり、いよいよ実際の作業に取りかかる。まずは通路の縁取りのピンコロ用砕石基礎から。

 土の高さが一定なら特に問題はないのだが、あいにくと3方に傾斜がありそこを蛇行していく通路なので、ピンコロの高さに注意が必要である。しかし、広い庭の中なので多少おかしくなっても『ナリで収める』(と言う言い方をすることが多い)ことができるので、そんなに神経質にならなくていい。
 『ナリで収める』=適当、と解釈すると問題があるが、『ナリで収める』ことこそがプロの技の一部である。素人とプロの違いは、多少不都合があってもそれを不都合でなくしてしまうコツを知っていること、とも定義できるのではないか。
 5時終了。

   
   
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