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 1月31日(土) 小型移動式クレーン講習・3日目(最終日)
 1月30日(金) 小型移動式クレーン講習・2日目
 1月29日(木) 小型移動式クレーン講習
 1月28日(水) 石垣積み3
 1月27日(火) 石垣積み2
 1月26日(月) 石垣積み、ダンプ納車

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1月31日(土) 小型移動式クレーン講習・3日目(最終日) 晴れ

 クレーン講習最終日。朝から実技の講習。
 ドラム缶を半分に切ったモノにコンクリートが詰まっている。約300kg、ユニック車の荷台からこれを吊り上げ、障害物に見立てたポールの間を移動し、また荷台の上に置く。制限時間7分間。

 ポールの間が1mぐらいなので、なるべく荷を揺らさないようにしないといけない。レバーの操作を繊細にし、作動油が流れる『シャー』という音を頼りに操作を行う。
 実技に使用する車に搭載しているクレーンはタダノ製で、うちの車と同じなのでレバー配列などに戸惑うこともない。操作自体は毎日のようにやっていることなので問題なし。何度かやっているうちに、制限時間内に収まるようになった。
 2時過ぎから実技試験。問題なくパス。
 その後教室に戻り、残りの学科を2時間。最後に学科試験。試験は、居眠りをせずに聞いていれば合格するレベルだ。
 6時過ぎ終了。開放感と少々の疲れあり。

   
1月30日(金) 小型移動式クレーン講習・2日目 晴れ

 2日目。
 朝8時から開始なので、7時頃に家を出る。昨日と同様にほとんど混雑もなく、30分かからないで到着。荒川大橋南詰が混むと思って早めに出てきたのだが。
 今日も一日学科。玉掛けの資格を持っているので午後からの科目は免除になる。授業は約30人で行われている。だいたいは実際に建設業に携わっている人なのだが、テクノホルティ園芸専門学校の学生が数名いる。学生時代に資格を取得し、少しでも就職に有利なようにという学校の方針らしい。

 各教室にはプロジェクタがあり、スキャナで資料を読み込んで映し出す。このスキャナ、読み込み速度が素早い。また、連続して資料を読み込ませておきそれを次々に映し出すことができる。(そのくらいできて当たり前であるが)機材はいいものが入っていても、取り扱いに慣れていない教員もいるらしい。なぜかスイッチが入らずに、結局OHPで授業を進めた人もいた。

 学科の先生は、分野ごとに担当が決まっていて、数時間ごとに交代する。
 当然のごとく個性も様々である。漫才師の春日三球似の人もいれば、声から仕草まですっかりオカマのような人もいる。しかし、皆教え方は丁寧である。最後に学科のテストがあるのだが、出題濃厚なところは、授業中にそれとな〜く教えてくれる。監督官庁の目もあり、そのものズバリ『はいここ出ます!』とは言えないようだが、『ここを覚えておくといいことあるかもよ〜』などと言ってくれる。
 ここような学校が怖がるのは、監督官庁の目と同時に生徒(お客さん)の評判である。建設業界の中で、『江南クレーンは厳しくってさぁ...』との風評が拡がれば死活問題である。財団法人の建前として営利の追求はしないとしても、自己の存続に関わる問題だからだ。
 以上の観点からみて、江南クレーン教習所は絶妙のバランスを保った運営といってもいいだろう。(この教習所だけの特徴だというつもりはない。どこも同じようなものであると推察される。)
 午前の学科が終わり帰宅。その後みっちりと復習に励む。(ウソ)6時過ぎまで現場の段取りと連絡・資材の手配、給料計算等。

   
1月29日(木) 小型移動式クレーン講習 晴れ

 石垣積みは職人さん達に任せ、今日から3日間は机に向かっての座学となる。江南町にある江南クレーン教習所にて、仕事で使う免許の講習会。

今回は小型移動式クレーンの講習。これは吊り上げ荷重5t未満までのクレーンを扱える資格だ。
 昨年の10/1819玉掛けの資格を取ったが、これは荷にワイヤを掛けることができる資格。そして今回の小型移動式クレーン講習は、クレーンを操作する資格。
 造園の仕事では(通称)ユニック車を日常的に使う。その時には、自分で荷にワイヤを掛け、自分でクレーンを操作することが多い。つまり、玉掛けの資格小型移動式クレーンの資格を持っていないと、仕事にならない(はず)なのである。
 江南クレーン教習所は、以前は大型2種・牽引・普通車などの自動車教習所を併設していたが、今は建設系の教習所に特化しているようである。

 朝8時から夕方5時過ぎまで、机に向かって学科の授業が続く。1時間ごとに休みがあるのだが、やはり昼食後は眠い...。

   
1月28日(水) 石垣積み3 晴れ

 石垣積み3日目。正面部分の約20mのうち、15mが終わる。
 今回の現場、石垣の高さは約70cm。以前はスロープになっていたので、その土を均しながら、積んだ石が倒れないように、後ろ側に土盛りをする。今回石垣を積んでできた広いスペースに芝生を貼るので、赤土(このへんで一般的な関東ローム層の土)も客土。約30立米必要なので、ダンプでせっせと運ぶ。

 ダンプはまだ荷台の塗装がピカピカ。この後塗装が剥げてしまうのはかまわないのだが、その後下地の金属が常時ピカピカになっているほど仕事の量があればいいのだが。

 ところで、初めて土を積んでダンプアップさせたときに判明した不具合が一つ。注文で取り付けてもらったアオリ留め金具がお互いに干渉し、うまく後ろのアオリが開かない。...ダンプアップしても土が落ちない。これじゃ、ダンプの意味がない。
 どうしてこんなことになったのか?金具同士の隙間がほとんどなく、きっちり作りすぎているためだろう。確かに、その方が見た目はいいのだが。しかし、これを作った人は、出来上がってから一度ダンプアップしてみたのだろうか?アオリが障害もなく開くかどうか、一度やってみればわかることなのに。
 販売店に持ち込むほどのこともないので、ディスクグラインダを使って自分で噛み合わせ部分を削る。少し前に買った180mmのディスクグラインダがこんなところで役に立つ。廉価品の100mmのものとは違い、圧倒的なパワーでぐいぐい削ってゆく。しかしまさか、新品のグラインダの初使いがこんなところだとは思ってもみなかった。

   
1月27日(火) 石垣積み2 曇りのち晴れ

 引き続き石垣積み。

 今回は埼玉-群馬県境で産出する三波石を使用。
 各地方では昔から、地元で産出する石を用いて石垣を造ってきた。輸送手段が発達していない時代では当然のことである。うちのあたりでは、荒川で採れる玉石(30cmぐらいの長球形)を矢羽積にするのが普通であった。しかし、河からの玉石採取が不可能になった(法規制と量の減少)ため、現在では玉石積みの新規施工はほとんど見られなくなった。
 その代わりに、三波石を使った石垣を多く見かけるようになった。三波石玉石と違って粒の揃った物が手に入りにくいので、自然と積み方は野面石積みになる。野面石積みの中でも、今回は面積みという区分けになる。
 4人で作業し、今日は約5m完成(石積みのみ 目地モルタルは最後)。

   
1月26日(月) 石垣積み、ダンプ納車 晴れ

 市内のお宅の石垣積み。
 土曜日、下の土間コンクリートを剥がして遣り方(位置出し)を済ませたので、今日からは本格的に石を積んでいく。
 まずは玄関正面の階段入口部分から。他の部分は1面か2面が平らになっている石を使う。しかしここには、正面・右・天端と3面がうまい具合に入口の角度に合った石を使わなければならない。角の石が決まれば、あとは高さと出入りの基準の水糸に合わせて積んでいけばいい。

 夕方、一足先に現場を上がり、2tダンプの納車を待つ。
 今まで社有車としては、2tユニック車(H15年7月納車 イスズエルフ)、1t車(トヨタタウンエース 7、8年前の車 2回事故入院あり)、普通車2台(7年前のホンダステップワゴン H15 12月納車  10年前のニッサンADバン)計4台があった。

 普段は上記4台で充分なのであるが、忙しいときや荷物を積み置きしなければならないときには不便だった。また、剪定ゴミを積んで焼却場に捨てに行く時に、平ボディのトラックだと手降ろしをしなければならず、非効率的である。
 最近外構工事が増えてきたこともあり、ダンプ導入を決めた。といっても、現金で買えるほどの余裕はないので、知り合いの自動車屋さんに頼んでリースで入れてもらうことにする。毎月の支払い、6万5千円也。
 リースというのは、ローンと同じように毎月決まった額を支払うのであるが、車自体が資産にならないので、税金面で有利な面もある。

 今回納車になった車は、荷物が積みやすいように低床強化ダンプ。仕事で使う車なので、キャビン内は質実剛健のBパック。(マイナスオプション)
 その他は荷台の後ろに、ピン式のアオリ開き止めを取り付けてもらった。これがあると、荷台をダンプアップしても後ろのアオリ(扉)を開かないようにできる。砂や土の手降ろしをする場合、これを使って荷を後ろに持ってくることができる。

 また、重機の昇降に使うアルミブリッジ掛けを溶接してもらった。荷台の後ろにはアオリの開き止め金具が2ヶ所あるので、そこを除いた3ヶ所。こうやって真ん中にもあると、2本のブリッジ間を狭くしても架けられるので、自由度が拡がる。ハンドガイドローラーなどを載せるときに便利だろう。
 運転して近所をひとまわりしてみるが、車体が小さいせいか2tユニック車などと比べるとずいぶんとエンジンパワーがあるような感じを受ける。ホイルーベースが短く、その割にはスプリングが硬いので、段差を超えるときにはピョンピョン跳びはねる。でもやはり新車は気分がいいな。

   
   
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