くじ

 8月5日(火) コスモス播種
 
8月4日(月) 樹脂舗装、植栽、配水管埋設
 
8月3日(日) 重機回送
 
8月2日(土) 人力除草2、芝刈、納車
 
8月1日(金) 人力除草、レンガ水栓

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8月5日(火) コスモス播種 晴れ

 行田県土整備事務所発注の、コスモス播種。これはさきたま古墳公園拡張区域草刈りに付随している作業で、武蔵水路沿いの県道から丸墓山方面に抜ける農道沿いに3m幅で播種する。
 うちではこの仕事を5年ぐらいやっているのだが、草刈りなどと違って一般の人のウケもいいし、『今年もコスモス播くんでしょ?。楽しみだわぁ。』と言ってくれる人もいるのでやりがいがある。
 まずはトラクタで丹念に耕耘。

 今年は設計の3倍の量の種子を用意した。コスモスの種子は、10月に播く予定のレンゲの種子などに比べると驚くほど価格が高いのだが、それでもきれいな花が咲けば文句はない。ちなみに、種子の原産国はオランダ。
 耕耘後、山型整地板で整地兼播き溝つけ。そして播種。
 コスモスの種子の播種設計量は0.8g/平米で、本当にわずかである。いくら3倍の種子を用意したとはいえ、そのままこの量を均一に播くのは不可能である。おまけにコスモスの種子は細長くて軽い。

 そこで、ちょっと湿らせた砂と種子を混合して播種する。割合は砂10Lに対して種子150gぐらい。砂をちょっと湿らせるというのは、乾燥したままだと種子とくっついてくれない(=播種時にうまく種子が飛んでくれない)ためだ。これを手で播く。レンゲの種子の場合は粒が揃っているので散粒機を使うが、コスモスの場合は手で播くのが確実である。
 3時前、天気予報通りに夕立がやってくる。うまい具合に種子は播き終わった。この雨で潅水する手間が省けたのでとても助かる。播種面積が2000平米近くあると、500Lタンクを2個積んで水をくれて回っても焼け石に水なのだ。
 雨が上がるまで待ち、立ち入り禁止用のテープを途中まで張る。5時終了。

   
8月4日(月) 樹脂舗装、植栽、配水管埋設 晴れ(暑い)

 晴れ。これぞ夏の天気という感じで朝から蒸し暑い。
 朝一番で昨日バックホーを降ろした現場へ。オートレベルで高低差を測り、土間の勾配、土留ブロックの高さを決める。後はこの現場を担当する職人さんに任せ、吹上町の植木場へ。
 羽生市の庭づくりの現場で使うヤマモミジを掘り上げる。この木は2年ほど前にここに植えたものなので、細根がいっぱい出た頃で移植にはちょうどいい。とはいっても季節的にはまったく適さない(本来は冬がいい)ので、蒸散防止剤のグリンナーを葉全面に散布して運搬。
 現場に着くと、専門の業者に依頼していた門〜玄関部分の樹脂舗装が施工の真っ最中。

 樹脂舗装というのは、極小の砂利を接着剤(アクリル・ウレタン・エポキシ樹脂。各メーカー間でいろいろ違いがあり、性能を競っている)と混ぜて、下地コンクリートなどにコテで平らに伸ばしたもの。見た目は「洗い出し」と似ているが、こちらの方が砂利がはっきりと見え、耐久性もある。
 こちらは持ってきたヤマモミジを植える。日陰を作る目的でレンガサークルの脇に植えるが、まだ2.5mほどなので思ったような日陰にはならない。今後の成長に期待。

 その後、給水管の埋設。というのも、当初はレンガ積み水栓の脇にある井戸から水栓に水を引く予定だったのだが、その井戸の水というのがちょっと臭くて飲用に適さないものだというのがわかった。そこで急遽計画を変更し、玄関前にある水栓から分岐させることにした。

 玄関前まで庭をぐるりと回って約40mある。スコップでひたすら掘り、13mmの塩ビ管を埋設。最後どうしても、どこかで完成したコンクリ打ち+樹脂舗装の通路の下を通さないといけない。樹脂舗装もまだ乾いていないので、その作業は後日やることにする。5時半終了。

   
8月3日(日) 重機回送 晴れ

 9時、昨日積み置きしておいたバックホーを明日取りかかる現場へ降ろしに行く。以前ウッドデッキ+ラティスフェンス+植栽をお世話になったお宅。今回は駐車場の施工。現状はこんもりと高い更地。これを約30cmすき取ってコンクリを打つ予定なのだが、お盆前は忙しくて手一杯なので、とりあえずは土のすき取りだけやって車が入れるようにする。
 昨日納車のトラックは当然ながら好調。エンジンの音が、カラカラカラカラという感じなので力強さは感じないが、気分はいい。
 この車、デュアルモードMTという機能が標準で付いていて、スイッチポンでフリークラッチモードになり、変速の時にクラッチを踏む必要がない。オートマとは違い、あくまでも自分でギアを変えてやらなくてはならないのだが。
 「これは車速やエンジン回転数、ギアの位置等々をコンピューターが判断してクラッチを自動操作してくれるんだな。なかなかハイテクじゃん。」と多少感動していたら、なんのことはない、シフトレバーの頭に少々ガタがあり、それがクラッチ入切のスイッチになっているだけなのであった。(イスズの機能説明ページを見るとなかなか素晴らしいことが書いてはあるが...)
 使用感としては、慣れるまでは少し違和感があるが、慣れてしまえば快適。特に荷物を積んだときの発進が楽だ。クラッチに気をつかわずただアクセルを踏むだけでいい。
 バックホーを降ろし、施主さんと少々打ち合わせ。10時終了。

   
8月2日(土) 人力除草2、芝刈、納車 曇りのち晴れ

 行田市教育文化センター「みらい」の人力除草の続き。今日で終わらせないと、儲けが無くなってしまうのだが、さてどうだろうか。
 まず朝いちで昨日除草が終わった部分の写真撮影。今の季節、1、2日でどんどん草が生えてきてしまうのでうかうかしていられない。作業が終わったところは速やかに写真を撮らなければ。

 その後、除草と平行して芝刈り。約160平米しかないので、芝刈機自体は10分ほどの稼働。
 今回この約160平米の芝刈りをするに当たって、芝刈機をどうするか少々悩んだ。うちにはなぜか芝刈機は1台もない。レンタルで貸しているところもあるのだが、往復1時間もかかるところだ。それなら今後使うこともあるだろうし、買ってしまえということになった。ホンダ製で約7万円。
 しかしこの芝刈機、よくわからない仕様で、エンジンをかけると自動的に刈り刃が回ってしまうのだ。つまりエンジンと刃が直結になっている。昔、カナダでガーデナーの仕事(といえばカッコはいいが、毎日芝刈りばかり)をしていた頃、ホンダの芝刈機を使っていたが、それは刈り刃クラッチがあって、そのクラッチを入れると刃がウイ〜ンと回転し出すのだ。それから考えると、エンジンが回っているときは常に刈り刃も回っているという状態はとても危険に感じる。方向転換をしようとしている時にも回るし(方向転換をしながら刈るとトラ刈りになりやすい)、芝生の上に石などが落ちていても、その部分だけ刃を止めて通過するということが不可能なのだ。

 芝刈りを済ませ、後の作業は職人さんたちに任せて羽生市の庭づくりの現場へ。ピンコロの土留と通路の敷き石設置。
 今日は5時に新しい2tトラックの納車ということなので、早めに帰宅。6時過ぎ、イスズエルフ納車。

 この10月からの条例施行で、以前の車では東京・埼玉・千葉・神奈川県内は走行できなくなるので、仕方なく入れ替え。この車なら今のところ(ということは規制が厳しくなればダメ)廃車まで問題なく乗れる。
 新車+新品のトラッククレーンともなると、500万円を超えるため手が出ない、そこで、旧車のトラッククレーンを取り外して載せ替えた。その際、全てオーバーホールしてもらい、これで完璧!...のはずであったが、思わぬ不具合がいくつか出てきた。
 まず、キャビンが高くなったためトラッククレーンの取り付け位置を高くせざるをえず、すると当然クレーンのアウトリガー(安定のために左右に張り出して突っ張る脚)も高くなり、全部下げてもほんの少ししか車体が持ち上がらない(→車体が安定しない)。まぁ、しかし、これはアウトリガーの下に角材等を入れればいいだけのことではある。

 それよりも重大な不具合は、重機を積み降ろしするために付けてもらった桟橋掛けだ。以前のものは桟橋が1カ所にしか固定できなかったのだが、今度のは横長の鉄板を取り付けたもので、重機のキャタピラ幅に関わらず使用でき、小さなものやローラー等の積み降ろしに便利だ。......というはずだったのだが、なんと桟橋と後ろのアオリ(扉)が干渉してしまって、桟橋がかからない。これでは話にならない。
 この後月曜日の仕事に備えて重機の回送をしておこうと思っていたので、とりあえずは後ろのアオリを外してしまい、後日アオリのヒンジ位置を変更して作り直してもらうことにする。
 支払い等を済ませ、羽生市の庭づくりの現場へ行き、バックホーを積む。市内の駐車場他造成現場へ回送するつもりだったが、暗くなってしまったのでそのまま積み置き。降ろすのは明日やることにする。7時半終了。

   
8月1日(金) 人力除草、レンガ水栓 晴れ時々曇り

 行田市教育文化センター「みらい」の人力除草。今年4月にここの植栽工事を担当したので、うちに話が回ってきた仕事だ。

 まず取りかかる前に作業前の写真を撮る。
 作業は「人力除草」となっているので、鎌を使ってひとつひとつ手で草を取る。契約では9月にもう1度草取りをしなければならないので、なるべく根を残さないように作業を進める。
 この仕事7/18に見積を提出しているのだが、その時点に比べると驚くほど草が増えた。「こんなにあったっけ?」というほどである。案の定、少し作業を進めた時点で「こりゃ、赤字になるかもしれない」という感じがする。それほど手間がかかるのだ。

 この人力除草、設計単価は90数円/平米。ちょろちょろとしか生えていないところはいいのだが、びっしり生えているところなどはなかなか進まない。市(県)の決まった設計単価なので、それでやるしかないのだが、高いのだか安いのだか...。
 草取りは職人さんたちに任せて、羽生市の庭づくりの現場へ。この現場も少人数でちょこちょことやってきたが、そろそろピッチを上げて完成させなければならない。一応お盆前にはそれなりの形にすることになっているのだ。

 今日は井戸ポンプ部のレンガ積み。レンガをS字に積んで片方の凹部に水栓を作り、もう片方の凸部でポンプ部を隠す。予定ではポンプがもっと高くなると思っていたのだが、実際には取水部だけで、ポンプは他所に設置されたので、レンガをあまり高く積まないでも隠れるようになった。

 レンガを積み終わってみると、レンガが4個余っただけ。ぴったり。現場合わせの部分が多い割には上出来だ。
 5時にあがり、明日予定の芝刈りに備えてエンジン自走式の芝刈り機を買う。7時帰宅。

   
   
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